Needy

ピアスの穴を開けまくる人の心理|ピアスを開ける意味とは

耳元にキラリと光る『ピアス』。セクシーで、可愛らしく、時には大胆な印象も与えるファッションアイテム。耳たぶにキラッとするピアスが片耳に3個、4個…それ以上と開いていたらどんな印象を抱きますか?ピアスの穴を開けまくる人の心理と何個から「開けすぎ」になるのか解説していきます。

ピアスホールがたくさんある人は怖い?

アクセサリーを極端につけている人は「チャラい人」として避けられがちですが、中でも『ピアス』を大量につけている人に恐怖を抱く人は結構多いです。

ピアスは元々は「魔除けのお守り」として使われていた装飾品で「邪悪な悪魔を追い払う」目的でつける人がほとんどだったそうです。

とはいえ、現代ではピアスを開けていない人や1〜2個しかつけたことがない人からしてみると『ピアスが複数開いている人はなんか怖い』という意見が多数派。

もはやファッションの王道とも言えるピアス。

悪魔どころか人まで避けてしまう『ピアス穴を開けまくる人』の心理と開けすぎの基準をお伝えいたします。

ピアスは何個から開けすぎなの?

「ピアスの穴を開けすぎるとなんか怖い」とはいえ、一体いくつ以上になると「開けすぎ」と思われるのでしょうか?

もちろん人によっては「1個でも開けるなんてNG」という人もいれば「数じゃなくて大きさやデザインの方が重要」という人もいることでしょう。

どんなピアスをつけているにせよ個人の自由ですが、ピアスは何個から”開けすぎ”なのかを考察していこうと思います。

『3個まで』がボーダーライン

耳につけるピアスホールは『3個』を基準に周囲からの反応が変わると言われています。

人間にとって3という数字は心理的にも影響を及ぼすとされています。

社会心理学でも「3人以上の人が信号待ちの交差点でビルを見上げていると、つられて多くの人が見上げてしまう」という実験結果があるくらい3という数字は重要なのです。

もちろん個人差は大いにありますが、3個以上から目立つようになり「開けすぎ」な印象を抱かせてしまうことが多いと言えるでしょう。

6個以上だと引かれる可能性大

ピアスホールが4〜5個と開いている場合は「多すぎる」印象を受ける人が多いです。

3の倍数、6個以上になると、見た目のインパクトも強烈に。

一般的なファッションで開けるピアスの穴は0.8mm〜1.0mm程度

対して成人女性の耳でピアスの開けられる面積はおよそ5c㎡程度と言われています。

5cm×5cmの面積に6個以上穴が開いていたらピアスをつけていなかったとしても穴が見えるし、「穴だらけ」と言える状態になります。

特に注意していなくても目に入ってくるので、人によっては「危険」「あまり関わりたくない」と思うでしょう。

ピアスを開けたがる人の心理

女の子はピアスを解禁した日から、なんとなく大人な女性になれた気分になれるもの。

でもピアスを開けない人からしてみると、「自分の身体に開けて人目に晒す」というピアス穴を開ける行為そのものを理解できないこともあるでしょう。

偏見を持たないための知識としてで構いません。『ピアス穴を開ける人の心理』をご紹介します。

承認欲求が強い

衣服の下に隠れてしまうタトゥーやネックレスと違って、ピアスは耳という目立つ場所につけるもの。

視線に入りやすい分、注目を集めるからこそ、注目を集めたい承認欲求が強い人は多めにつけています。

「人と違うことをすることで注目されたい」

「目に見える自分のルックスの変化に気づいて欲しい」

承認欲求が強めの人にとっては最適とも言えるアクセサリー。

社会や周囲の人に対するアピールもできるアクセサリーと言えます。

それこそ数が多ければ多いほど…とは言いませんが、ピアスの数が多ければ必然的に注目度が上がるのは間違い無いでしょう。

ストレス発散

ピアスの穴を開ける際には、麻酔は使用しないことが一般的であるため、ほとんどの場合は痛みが伴うものですが、先述したようにその痛みに耐えた自分をもアピールするのがメンヘラの特徴です。

またこの痛みには別の利得もあり

「失恋など嫌なことがあったら開ける」

「ピアスを開けるとスッキリする」

といった若者の声がよく聞かれるように、ストレスの発散方法をしても活用されている面があります。

痛みを自分から求めるという意味である種の「自傷行為」ともいえます。

痛みを感じることによってのみ快感を得るような、脳の痛みに対する依存性ができてしまい、

結果不安や嫌悪感を体験すると、快感を求めてまた開けたくなる…というループが出来上がってしまうことがあります。

新しい自分に挑戦したい

ピアスの穴を開ける行為はエスカレートすると耳だけでは満足できず、へそや舌など変わった場所にもピアスの穴を開けることによって、新たな快感を得ようと発展することがあります。

これはより注目を浴び、過激な痛みにも耐えているという「新たな自分」への挑戦ともいえるでしょう。

身体に穴を開けることによって、自分の意思で「体を改造している」、つまり新たなアイデンティティを獲得しようと挑戦しているのです。

恋人の影響

「恋人がピアスをたくさん開けていると、自分も開けたくなってしまう」

恋人や友達の影響で、ピアスをつけ始めた人は多いでしょう。

ピアスの数やサイズも同様に恋人や友達に影響されてしまうケースもあります。

同じ服を着たりお揃いのアクセサリーを身に付けたりするよりも、若干病的な関係性に近いのかもしれません。

コンプレックスがあるから

ピアスホールを開ける行為で満足感を得ようとする人の中は、なんらかのコンプレックスを抱いているかも。

ルックスや体型、あるいは人とのコミュニケーションがうまく取れない、異性とうまく関係性が保てないetc…。

コンプレックスの種類は様々です。

自分の中の弱い部分を隠すために「ピアスをつけて自信をつける」心理が働くことがあるのです。

「本当の自分を見られたくない」という心理から身を守るという意味では、本来のピアスの使い方に近いものがあるのかもしれませんね。

刺激を求めているから

ピアス反対派の人からしてみたら、ピアス穴を開ける行為は「自傷行為」と呼べるでしょう。

一部にはその痛みを求めてピアス穴を開ける人もいるのだとか…。

確かに、ピアス穴を開ける行為には痛みが伴います。

痛みは強烈な刺激として脳に焼き付けられ、アドレナリンを脳内で出し、興奮を呼びます。

刺激を得ることを覚えてしまうと、人はさらに求めてしまうもの。

自傷行為に依存性があるように、ピアス穴をあけることそのものに刺激を得ている人もいます。

まとめ

ピアスはあくまでもファッションアイテム。

穴を開けるかどうかも、つけるかどうかも自分の自由です。

ただし「誰からどう見られたいか」を強く意識するのであれば、ピアス穴の数も意識すると良いかもしれませんね。

自分の目的にあったピアスを楽しんでください。

モバイルバージョンを終了