ネガティブとは違う幸せ恐怖症。「こんな私が幸せになってもいいのかな…」とつい幸せになるのが怖かったりしませんか?幸せ恐怖症のままだと、自己肯定感も低いまま。原因と克服法を紹介するので、幸せ恐怖症から脱却していきましょう。誰しも幸せに生きれますよ。
恋人といる時、仕事で成功した時、家族と楽しく食卓を囲んでいる時。幸せな瞬間を想像すると、ワクワクしますよね。
でも、「こんな私が幸せでいていいのかな…」と、幸せに対して恐怖心を持っている人も少なくありません。
幸せ恐怖症の原因と克服法を知り、幸せ恐怖症とは無縁の人生を送りましょう。
ネガティブと違う?幸せ恐怖症って何?
幸せ恐怖症とネガティブは似ているようで違います。
ネガティブはその人の性質であり、物事を悪い方向に捉えてしまうこと。
幸せ恐怖症は、「幸せは悪いことの前兆」「幸せ=悪」という考えに囚われてしまうこと。
「幸せな自分」が怖いわけで、自分から幸せを遠ざけてしまうのです。希望ある未来を閉ざす恐ろしい病になりかねない…それが幸せ恐怖症の正体。
あなたは幸せでいること・幸せになることが怖いですか?
幸せ恐怖症になってしまう3つの原因
幸せ恐怖症になってしまう3つの原因についてお話しします。
自己肯定感が低い
自己肯定感が低いと、幸せ恐怖症になりやすいです。自分に自信がないと、「こんな私が…」という思考になりがち。
幸せになっていいのに、それを自分の自己肯定感の低さが邪魔するのです。
なお自己肯定感の低さは、幼少期の過ごし方や今までの環境が要因となっています。
自分に自信がなく、幸せでいる自分をイメージした時に違和感のある人は要注意ですね。
過去の体験から
過去の体験が影響して幸せ恐怖症になってしまう方もいます。
家庭環境や人間関係のこじれ。
トラウマがあると、どんなに幸せなときでも、また過去のようなことが起きるのではないかと不安になってしまうようです。
過去の失敗や不幸が忘れられない・心残りなことがある人は、幸せ恐怖症になる可能性が高いかもしれません。
幸せであることへの罪悪感
「他人の不幸は蜜の味」という言葉を知っていますか?
他人の不幸を知ると安心したり、今の自分は幸せだと感じる方がいます。
逆に他人の幸福を恨んだり、みじめに思う方もいるのです。
特に周りの目が気になる人は、自分が幸せでいると、「誰かに恨まれるんじゃないか…」と罪悪感を抱えやすい。
幸せであることへの罪悪感を持ち始めると、幸せ恐怖症まっしぐらです。
幸せ恐怖症を克服する3つの方法
原因は分かったけど一体どうしたら幸せ恐怖症を治せるの…?
そう思ったあなたは一緒に克服法について見ていきましょう。
「幸せ」や「楽しい」と1日3回言葉にしてみる。
試しに「楽しい」と声に出してみてください。それを1日3回やってみてほしいです。
これには自己暗示をかけ、自己肯定感を高める効果があります。
幸せ恐怖症の人は、幸せの後に起こる不幸なことを想像しがち。
だからこそ、少しでも楽しいと思った瞬間は声に出してみましょう。
「楽しい」「楽しい」「楽しい」
「幸せ」「幸せ」「幸せ」
そうすると、「私って結構幸せなのでは?」と思えてきて、幸せ恐怖症が薄れていきます。
続けると自然に自己肯定感も高くなっていきますよ。
幸せ恐怖症な自分を認める
幸せ恐怖症な自分を認めると、少し心が楽になります。
「幸せ恐怖症な自分はおかしい」「普通の人とは違うんだ」と思ってしまうと、負のループにハマるだけです。
個性の一つとして捉えることもできるし、別に幸せ恐怖症はおかしなことではありません。
ありのままの自分を認めることができれば、自己肯定感も上がりますよ。
人生は変化を楽しむものと思う
幸せ恐怖症の人は「変化」に敏感です。
今の状態・環境が変化したり、崩壊したりする未来を想像すると、ちょっと怖いですよね。
そのため、いかに変化なく人生を過ごすか考えてる人が多いです。しかし世の中は目まぐるしく変化しています。昨日と同じ今日なんて本来あり得ません。
そんな変化を受け入れ、「人生は変化を楽しむもの」と割り切ってみて欲しいです。
楽しいこともあれば辛いこともある。幸せもあれば不幸もある。
そう思うと、少し心が楽になりませんか?
あなたにたくさんの幸せが訪れますように。