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ザイオンス効果を恋愛に生かす方法|頻繁に会う人ほど好きになる理由

相手との接触頻度が高ければ、好感度も高くなる。「同じクラスの子を好きになってしまう」「社内恋愛がおきやすい」。これらの現象には理屈があるんです。ザイオンス効果(単純接触効果)という心理学効果を使って、狙った異性に効果的にアプローチしていく方法をお伝えします。

ザイオンス効果(単純接触効果)

単純接触効果(たんじゅんせっしょくこうか、英: mere exposure effect)は、(閾下であっても)繰り返し接すると好意度や印象が高まるという効果。1968年、アメリカの心理学者ロバート・ザイアンスが論文 Zajonc (1968) にまとめ、知られるようになった。引用元:wikipedia

ザイオンス効果は「接触頻度が高ければ高いほど、好印象になる」という心理学効果で、「単純接触効果」とも呼ばれます。

要するに《「会う回数」や「連絡を取り合う回数」が多ければ多いほど好感度は上がる》ということです。

ちなみに「接触頻度」=「会った回数」ではない、「長期間にわたって頻繁な接触をすることは逆効果」ことは覚えておきましょう。

ザイオンス効果の実例

CMの曲を口ずさんでしまう

頻繁に聴く曲はどうしても耳に残りませんか?

人は短い期間に大量に同じ情報が入ってくると、ついつい記憶してしまうものです。

歌詞もアーティストも知らないのにCMで聞いただけの曲は覚えていたり、明らかにダサくても口ずさんでいたり。

一時期TVでずっと流れていた「ぽぽ○ぽーん」をイメージすればわかりやすいと思います。

同じクラスの人を好きになってしまう

隣のクラスにいくらかっこいい男子がいても、同じクラスのよく会う男子のことが好印象になります

同クラスで常に一緒にいる環境だとザイオンス効果をモロに受けます。

もちろんサッカー部の部長のような頻繁に名前を聞いたり、目にしたりする人は例外です。

頻繁に見聞きすれば、会わずとも好感度は高まっていきます。

社内恋愛は起こりやすい

《社内恋愛》もザイオンス効果の例としてよく挙げられます。

頻繁に会う機会ができる社内恋愛では、通常よりも好感度があがりやすいです。

例えばスーツ姿であれば第一印象は基本的に良いですし、相談事が増えるため悩みの共有をする機会も増えます。

頼りになる男性はカッコ良いし、甘えてくる女性は可愛いです。

同じ社内だと、どちらの姿も見やすいですからね。

ザイオンス効果の使い方

付き合いの長さじゃなく「数」。

相手の「好きなこと」をネタに接触頻度を増やす

ザイオンス効果を最も効率的に使う方法は「相手の好きなこと」をネタに接触することです。

相手が興味あることなら話しかけやすいですし、好感度も上げやすい。

自分も楽しめる内容であれば《自分と相手の趣味が一致する》ため、より楽しいムードを作ることにも繋がります。

相手の趣味を一緒に楽しんだり、相手の行きたがっていたお店に行ったり。

「次はどこ行こうか」なんて話をするくらいの関係性を築くイメージで会うと良いですね。

接触時間は「短く」する

頻繁と言っても、校長先生の話のように《長ったらしい会話はNG》

やたら長いLINEのメッセージや延々終わらないメールは基本誰も読みません。

会う際にも注意が必要です。

楽しいからと言って何時間も一緒に居てしまっては疲れてしまいます。

「疲れた」という印象が最後に残ってしまうため、せっかく会えたのに「楽しくない」と錯覚させてしまう原因になります。

ホストをイメージすればわかりますね。会う時間が短いからこそ、恋しくなるもの

「10回」が目安

ザイオンス効果では好感度の上昇は「10回」が限度という実験結果が出ています。

どれだけ頻繁にあって好印象を与えていたとしても、10回以上は効果が薄いです。

頻繁に会ってもなかなか進展しないならば、興味を持たれていない可能性を疑ったほうが良いでしょう。

その場合見た目やアプローチを変えて、相手が自分に抱いている印象を変える必要があります。

注意:初回の悪いイメージを増長させる可能性もある

相手のことを考えて、思いやって。やりすぎはいけない。

ストーカーとして怖がられている可能性もある

相手が興味を持ってない状態で無理に接触しようとすると、ストーカー行為と捉えられてしまってもおかしくありません。

ポイントは「相手が自分がいると認識していない時の情報」や「自分以外の人と話している時の内容」を活用しようとしないこと。

「え、なんで知ってんの?話したっけ?」は一番に避けるべきです。

特に相手のSNSで話していた内容を「これはチャンス!」と思っていると、《ネトスト認定》されてしまいます。あくまでも相手の気持ちを一番に考えてくださいね。

第一印象が悪い

第一印象は「超重要」です。

悪い印象を与えてから改善するのと良い印象を継続するのでは、圧倒的に前者のほうが辛いです。

最初の印象が悪いまま、改善せずに接触頻度を増やしてしまうとザイオンス効果はマイナス方向に傾きます。

良いことをしても「なんか嫌」状態になりますし、そもそも接触する機会を拒否してきます。

「第一印象、悪かったかな」ということがあれば、次の接触機会には必ず払拭するようなイベント、サプライズを用意しておきましょう。

何度も言いますが「相手の気持ちが第一」ですよ。

接触頻度を高めて狙った異性にアプローチしよう

《恋愛は早い者勝ち》です。

狙いたい異性や気になる相手がいるのなら、積極的にお近づきになっておきましょう。

もちろん好感度を上げる《ザイオンス効果》にも限界はありますので、テクニックに頼り過ぎないようにしてくださいね。

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