ふとしたきっかけから感情が爆発してしまう《ヒステリック彼女》。ヒステリックな彼女や嫁をめんどくさいと感じている男性諸君や周囲の友人達の気持ちは、痛いほどよくわかります。感情的にヒステリーを起こしてしまう理由はなんなのでしょうか。近くにキレる女性がいて困っているのであれば、本記事をお読みください。
突然キレる「ヒステリック彼女」とは
何気ない一言で急に怒り出したり、ちょっとしたことでいきなり泣き出したり。
感情を抑えきれず、激しい怒りや悲しみをむき出しにした状態【ヒステリー/ヒステリック】。
女性は感情的になることが多い生き物。
と言っても「ヒステリック」と呼ばれるほど、爆発的な感情をむき出しにする例は稀なこと。
もし、あなたの彼女がヒステリーを頻繁に起こす「ヒステリック女性」だったら…。
些細な行動や何気ない会話でさえ気を遣いすぎ、精神的に疲れ果てていることでしょう。
ヒステリックな彼女に寄り添う男性に。
『ヒステリック彼女』のヒステリーを起こす行動心理とベストな対処法をお伝えします。
「ヒステリー」はどこから?
感情の振れ幅は人それぞれ。もちろんヒステリーのレベルも人それぞれ異なるもの。
嫌なことがあった時「ちょっとだけ感情をむき出しにして文句を言う」可愛いレベルの女性もいれば、「包丁を振り回して乱舞する」行きすぎたヒステリー女も存在します。
正直なところヒステリックな彼女の扱いは「彼氏がどこまで許せるのか」が境目なのです。
ヒステリックな女性の特徴
「敵を知り己を知れば百戦殆うからず」
ヒステリックな女性を相手にするためには、まず相手の特徴や心理を知らなければなりません。
身近なヒステリック疑惑がある女性に当てはめてみて。
もしかしてあの人はヒステリーな女性じゃないですか?
わがままで言うことを聞かない
自らの主張を変えず、思い通りにならないからと喚き散らす。
自分の感情を最優先させる人はヒステリックになりがちです。
ヒステリックな女性は相手の意見を否定し「理解してくれない相手が悪い」という他人を責める思考になっているのも特徴的。
職場にいるやたら感情の起伏が激しいお局さんを想像してもらえるとわかりやすいんじゃないでしょうか。
「自分の我を通したいだけの女性」や「感情論で相手を納得させようとする女性」は周りから憧れる『サバサバ女子』ではなくただのヒステリー女。
物事への不安感が強すぎる
ヒステリーの根本は《感情の起伏》。感情の起伏は「怒り」や「悲壮」の激情に駆られるだけでなく、嫉妬や悲観、心配といった不安感を抑えきれないことでも起こり得ます。
幸せなはずの恋愛でも「彼氏に振られるんじゃないか」
仕事をしていても「怒られるんじゃないか」
友達と話していても「嫌われるんじゃないか」
不安や心配や感情の波を産みます。ヒステリーはあくまでも《感情の起伏が抑えきれない》状態。フラットな状態で暴れまくることではないのです。
嫉妬は精神が不安定な状態を招き、心の余裕を奪います。
仲の良い友人にまで嫉妬してしまう『フレネミー』なタイプの女性も要注意です。
被害妄想が激しい
「私だけが悪いって言われてる」
「私ばかり嫌われてる」
被害妄想的な考え方をしてしまうのもヒステリックな女性の特徴です。
「どうして私ばかり」と被害妄想を膨らませ、行き場のない怒りを感情と一緒に吐き出す。
よくあるヒステリー女の意見が支離滅裂だと感じる理由は《本人の思い込みが激しすぎる》から。
実際にミスをしていたとしても”ミスしたこと自体”じゃなくて”自分”に非があると思いがちになるのもポイント。
「なんで私が。どうして私だけ。」と感情を溜め込みやすい傾向にあります。
怒り以外の表現方法が分からない
普段から文句も言わず、他人から強い感情を向けられても表に出さない。
感情を溜め込みすぎる性格の人はヒステリーの種を育ててしまっているのかも。
感情表現もコミュニケーションの一つであり、ストレス発散テクの一つ。
感情を溜め込むタイプの人はストレス発散方法に心当たりがないので、どんどん負の感情を溜め込み、ストレスを溜め込んでしまいます。
パンパンに膨らんだ風船に空気を入れ続けようとするのなら、結果は明白ですよね。
ヒステリーを脅しの手段にしている
感情を爆発させて相手を困らせ、自分の意見を通す。
”ヒステリー”を《物事への解決方法》として使う冷静なヒステリー女も少なからず存在するのです。
泣きわめいたり、暴れ散らしたり。
ヒステリックな行動を取られると「なだめるために譲歩する」という選択肢を取ってしまう人は非常に多く、歪んだヒステリー女は譲歩してしまう心理を把握しています。
幼い頃から『歪んだ価値観を持つ家庭環境』で育っていたり、自分の感情表現がうまくできないような両親で育つ人ほどヒステリーを解決手段として使う傾向があります。
ヒステリックな彼女への対処法
「もし彼女がヒステリーを起こさなければ、楽しい恋人生活を送れるのに…」
普段は穏健な彼女なのに、急にヒステリックになる。彼女の地雷を踏まないようにしても、どうしても感情の波が荒ぶるのが避けられない。
《彼女のヒステリーを起こさない方法》、そして《ヒステリーを起こしてしまった場合の対処法》をお伝えいたします。
逆鱗に触れないようにする
ヒステリーは起こらないのが一番。
一度彼女の地雷に触れてしまったのなら、《触れてはいけないところ》をきちんと覚えておきましょう。
特にプライドが高めなヒステリック女性の場合「ここまで踏み込んだら爆発する」という【地雷ポイント】があります。
地雷を踏んでしまったら一発アウト。”竜の逆鱗”のように「ちょっとでも触れるともう終わり」なんてことも。
禁句になってしまった”ワード”、彼女が嫌っている”行動”など、一度失敗する度に覚えれば彼女が怒る回数も減りうまく付き合えるようになります。
無視して一度距離を置く
ヒステリーを起こされてしまった場合《とにかくまずは距離を置くこと》。
ヒステリーになってしまうと相手の感情の高ぶりだけでなく、あなた自身の気持ちが揺さぶられて正常な判断ができないのも問題です。
まずは相手にせず、お互いの気持ちを静めましょう。
怒るのには大きなエネルギーを使います。
どれだけ激情に駆られたとしても、永遠に怒り続けることは出来ません。
落ち着いて少し頭が冷えた様子を確認してから冷静に話しあいましょう。
とりあえず「わかったふり」も良いかも。
ヒステリーを鎮火させるためにも相手を冷静にさせることを意識してみて。
理論で追い込みすぎない
有名な話ですが「女性は理論的な会話よりも、感情的な会話の方が理解しやすい」です。
仮に理性で語りかけたとしても、どれだけ自分が納得できる内容であっても。
ヒステリーを起こしている女性にとっては火に油を注ぐだけです。
酷い場合だと「口で勝てないと悟った相手が殴りかかってきた」なんてことも…。
強力なカウンターを食らわないように技を出すのはやめましょう。
中途半端な言い方はしない
ヒステリーを起こしている女性に絶対言わない欲しい言葉が「どっちでもいいけど」。
無難に相手に選択肢を与えているようで、最も相手の神経を逆撫でする言葉の一つなんです。
ヒステリーを起こしている状態は感情の波に流されそうで《頭がパンクしている状態》。
思考できない状態になっている中で「どっちでも良い」と言われても、考える余地なんてありません。
もし仮に彼女がヒステリーを起こしてしまったとしても、ウジウジした態度や投げやりな態度はNG。
はっきりとした態度で、できれば冷静になった上できちんと言葉を投げてくださいね。
褒めちぎっておだてる
承認欲求を満たしてあげることで治るヒステリーもあるんです。
ヒステリーを起こしてしまう原因には「自分が否定されている」ことも挙げられます。
自分中心な理論を展開するヒステリック彼女の場合、自分の意見が認められることや自分の存在が認められることで満たされ、ヒステリーが治る場合もあります。
混乱した理由が「否定されたから」であるなら、褒めて気を静めてみてください。
ヒステリックな彼女との別れ方
彼女のヒステリックな言動に我慢して付き合っていく。
彼女を愛していればこそですが、耐えられない男性がいるのもまた事実。
「別れを切り出したいけど、何をされるのか怖くて言い出せない」男性は上手な別れ方をチェックしておきましょう。
特にヒステリックな彼女との別れは《喧嘩別れ》になる可能性が非常に高いのも特徴的。
対策しておいて損はないですよ。
周りの人間を味方にしておく
喧嘩別れしてしまう可能性が高い以上、別れ話をする前に味方を用意しておくようにしましょう。
友人や知人で防衛線を張り、協力してもらうのが大切です。
ヒステリーを起こしづらい状況を作っておくのもアリ。
他人が大勢いる所でヒステリー起こす人は少数派です。
ファミレスやカフェなど他人の目であるところで別れ話をするのが良いでしょう。
事前に準備しておく
ヒステリックな彼女との別れで気をつけなければいけないポイントは、やはり《ヒステリーを起こされて修羅場になる可能性》。
特に彼女の家で喧嘩してしまった場合、二度と帰ってこれないことは意識してください。
例えば、荷物は早めにまとめておいた方が良いでしょう。
最悪預けっぱなしでは、大切なものも八つ当たりに破壊されたり捨てられることもあります…。
絶対に先手は打っておきましょう。
波風立たせずに別れたいのであれば、フェードアウトの準備をしておくのが良いでしょうね。
別れ話の後はスムーズに帰る
別れを切り出したら、意思はもう変わらないことを伝えて早めに立ち去るようにしてください。
同情してその場に残って話し合おうとしても、火に油を注ぐだけです。
何よりヒステリーが苦痛で別れを決めたあなたが一番傷つくことになります。
別れ話は感情が揺さぶられるもの。
ヒステリーは落ち着いた後でも感情は非常に不安定な状態です。
残っていればいるほど「相手もまだ自分を好いてくれているのかな」と思って未練に繋がります。
終わらせることを決めたのなら、振り返らずに次へ向かっていきましょう。
ストレスでやられる前に付き合いかたの決断を
ヒステリックな女性とのお付き合いは気疲れするもの。
ですが、ストレスを打ち消すくらい良いところがあるのかもしれません。
彼女のことを本当に愛しているのであれば、あなた自身にも、彼女自身にも負担がかからない方向でお付き合いができると良いですね。
恋愛を長続きさせたいのであれば、『長続きしているカップルがしていること』を参考にしてみて。