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失恋相談を受けた時に読むマニュアル|失恋の励まし方とは

《友達から『失恋相談』された時に「元彼と別れて正解だよ」はNG?》知人から失恋相談された時は大変ですよね。言ってることは訳わからなくて、ただ泣いて文句を言ってて、それでも相手の良いところや楽しかった思い出を吐き出していて。慰めるよりも良い『友達が失恋した時に最適な励まし方』をまとめました。

失恋相談を受けた時の励まし方

友達の失恋を慰めるのって難しいですよね

泣いてばかりで要領を得ないし、共感してるうちに自分も辛くなってしまうことだってあり得ます。

失恋相談ということはプライベートな話ができるほど仲が良く、頼りにされている証拠。

相手の信頼を損ねたくない気持ちは当然あると思います。

もしあなたの周りで失恋を経験した人がいるのなら、本記事の内容を試してみて。

失意のどん底にいる友達を冷静にさせるための『失恋相談を受けたときの励まし方』をご紹介します。

ひたすら話を聞いてあげる

『話すだけでも失恋の辛さは和らぐもの』

失恋相談された時のベストな選択肢は『ただひたすら話をきいてあげること』に尽きます。

失恋した後の心理状態はとても複雑。

”相手のせいにしたい気持ち”や”「どうして」という疑問”、”自分を責める気持ち”等の様々な感情が混在しています。

感情が入り混じっていっぱいいっぱいになっている時に説得する言葉を入れてもパンクしてしまうだけ

気持ちを失恋した本人の心の中ではなく外に発信することで、心の整理がうまくついていく場合があります。

話をしていくうちに勝手に心の整理ができることもあります。

逆に話相手がいないとどんどん一人で悩み続け、うつ状態を引き起こしてしまう危険性も…

失恋を受けた時にできる唯一の手助けは『心の整理を手伝うこと』です。

遊びに連れ出す

失恋の辛さから『別の楽しいことで気を紛らわせてあげる』のも重要です。

いつも一緒にいる友達が失恋したら、楽しかった場所に連れ出して、悲しみで満ちた心を少しでも癒してあげましょう。

体を動かしたり、映画やショッピングを楽しんだり…。

過去の恋人を忘れるほど楽しめる時間を過ごせれば、悲しみも癒されて気持ちが前向きに持っていけるかも。

楽しいという気持ちで心を満たすことができたら、次の恋愛を始められるきっかけ作りもできるかも

一緒に飲みに行く

失恋後にすっきりする定番の方法『ヤケ酒』

友達が失恋したのならヤケ酒に付き合って、愚痴話に花を咲かせるのもありですよ。

失恋のショックもパーっと飲みに行くことで和らぐはず。

普段からお酒をたしなむ者同士だったら、美味しいお酒とおつまみで楽しい話で失恋した友達の気持ちを盛り上げるのも一つの手。

お酒には気分も高めて、心を開放しやすくする働きも期待できます。

逆に負の感情も入りやすいので、悲しみをさらに増すようなダラダラ、グダグダした暗い雰囲気にしないように注意が必要です。

カラオケで発散する

失恋のストレス発散に『大声を出す』のは効果的。

カラオケで好きな歌を好きなだけ熱唱してもらって、失恋の悲しみがリセットされるように促しましょう。

嫌な思いを失恋ソングの歌詞に込めて発散させられれば、心のモヤモヤを飛ばせます。

じっとしていたらどうすることもできない”モヤモヤした気持ち”を、歌うことで発散してもらいましょう。

気持ちが前を向くように促す

失恋のショックは『引きずらせないようにする』のが一番

友達から失恋相談されたら「いい出会いあるよ」等で気持ちを前向きにさせることを言ってあげましょう。

無理に失恋から脱する必要はありません。

『今は思う存分失恋しよ』と声かけをしてあげることでも前向きになれます。

失恋の悲しみを無理に脱そうとせずとも、誰かに支えられ、何かに夢中になるうちに気持ちは前に向いていくものです。

失恋した友達を励ます時の注意点

相手に共感して、元気を出させるのが失恋相談の目的。

自分の承認欲求を満たすために『お説教をする』ことは失恋相談とは言いません。

「彼にフラれちゃった…」の裏には、「どうすればよかったの?」ではなく「慰めて」の気持ちがあるだけ。

「元恋人への愚痴を聞いて欲しい」という気持ちはあっても、「好きだった人の悪口を言って欲しい」わけではないのです。

メンタルがズタボロになっている友達に『言わない方がいい』『避けた方が良い』励まし方も要チェック。

相手の悪口は言わない

失恋相談にする時にやりがちな”NG行為”が『相手の元恋人の悪口』

「そんな男やめた方がいいよ」

「あんな奴別れて正解」

「あの人最低だよね」

元恋人とは言え相手は”好きだった人”。

好きな人の悪口を言われたら地雷を踏んでしまう可能性もあります。

「そうなんだね」と同調してから、できる限り楽しい気持ちにさせるように持って行ってください。

失恋相談してきた友達が彼の悪口を言ってきたとしても、乗っかって悪口を言ってはいけません。

「相手の気持ちに共感する」のと「相手の気持ちを勝手に代弁する」ことは違います。

失恋したことを茶化さない

当然ですが『失恋した人をバカにしたり茶化したり』はNG

友達だからといって、ふざけ半分からかい半分で茶化す行為は絶対してはいけないことです。

自分がされたらどんな気持ちになるでしょうか?

自分がもし相手の立場だったら、いたずらに人の心を弄ばれるのは嬉しくないでしょう。

どんなに変な失恋をしたとしても、茶化して笑い話にするのはあなたがやるべきことではありません

相手の気持ちを考えてあげてくださいね。

自分の思いや考えを押し付けない

あなたと相談相手はあくまでも別人です。

考えや思いを押し付けることは控えることをおすすめします。

人は十人十色。環境も顔も性格、価値観、考え方も全て違います。

相手の思いを尊重することはとても大切です。

あくまでも相手の思いを尊重するような話の流れを作ってください。

何かを決断する時もあくまで決断するのは失恋した本人です。

失恋相談の基本は「考えを押し付ける」ではなく「こうしたら良いんじゃないの?」と思うことでも…

「こういう策もある」くらいのニュアンスで、相手の考えに補足をする程度に抑えましょう。

根拠のないことは言わない

『根拠のない励まし』ほど相手を傷つけるものはありません

安易や適当なことを言うと、相手の気持ちを傷つけることになるかも。

失恋相談において一番納得できるのは「自分の実体験」です。

過去の失恋した経験や気持ちをそのまま伝えることで、相手の気持ちも少し和らぐことに繋がるかもしれません。

失恋を経験していない時に、悩みを打ち明けられる場合もあるでしょう。

そんな時は相手の話を一生懸命に聞くことに集中してあげてください。

相手の性格に合わせて言葉を選ぶ

友達が気弱な性格だったら「優しい言葉」を、サバサバした性格だったら「はっきりと意見」を。

相手の性格に合わせた言葉選びをしましょう。

もちろん、相手が過ごしてきた環境で価値観は異なります。

相手が傷ついてしまう言葉は、口にしないように努めましょう。

もしかしたら言われた側は一生残る傷になることだってあるかもしれません。

あくまで基本は『聞く姿勢』で。

何か言わなければいけない時は、相手が傷つくかもしれない言葉を避けるくらいの気持ちでいましょう。

失恋相談を聞く側まで病んでしまわないように

失恋相談は受ける側も精神的負担を背負うもの。

あなた自身が病んでしまわないように注意してくださいね。

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