他人の気持ちがわからない、他人の話に共感できない。相手の話に共感できない人が急増中です。共感できないと会話の流れを乱し、空気が読めないから人間関係でも苦労しがちです。今回は共感できない人の特徴をお届け。人間関係で悩んでいる方は当てはまっていないかチェックしてみてください
そもそも「共感」とは
共感とは、相手の気持ちを理解し、相手と気持ちを共有すること。
相手の話や表情、ストーリーから気持ちを察し、相手の立場になって感じることです。
「友達に辛いことがあった時に自分も辛い気持ちになる」
「ハッピーな報告に自分も幸せを感じる」
共感はコミュニケーションをとる上で必須な感情の一つです。
共感できない人の特徴
人は誰でも自分の意見に共感してほしい生き物。特に女性は感情に敏感です。
共感力が高いと人に愛され人気者に、共感力が低いと自然と周囲から人は去っていきます。
周囲に女性がいない人は共感できない人の特徴に当てはまっているのでは?
ストレートに意見を伝えている
相手の気持ちを考えないで自分の意見ばかり言ってしまうのは共感力が低い証拠です。
どれだけ正しいことを言っていても、どれだけ相手の役に立つことだとしても。
聞く相手の気持ちを無視して『自分の意見を直球で伝えてしまう』と伝わりません。
他人に興味への興味が薄い
友達の話や他人そのものに興味が薄いのも、共感力が低い人の特徴です。
他人への興味が薄いと他人の気持ちを考える機会も自然と少なくなります。
コミュニケーション同様、人の気持ちに触れる機会が少なければ、気持ちに共感する力が衰えるのは当然のことです。
いじり役になることが多い
”いじり役”と”いじられ役”。友達と会話するときにどちらになることが多いですか?
どちらかと言えば共感が苦手な人はいじり役が好きで、いじられるのは本当に無理なことが多いです。
それこそ、いじめっ子が相手の気持ちを尊重しないように…。
常にいじる側にいると相手の気持ちや立場を尊重しないことがほとんどです。
プライドが高く、負けず嫌いな性格
『プライドが高く、負けず嫌いな人』は他人より自分を優先するため、結果的に相手の感情や立場に共感しにくいです。
特に職場や恋愛でライバルがいると…。
相手の気持ちを考えるよりも先に、自分の競争心や嫉妬心、焦りや不安が生まれてしまうことってありますよね。
プライドが高く、負けず嫌いな人は常に勝負の世界を作ってしまうので、相手の気持ちを考える余裕を持つことが難しいのです。
自分の価値観を重視しすぎる
共感できない人は自分の価値観を重視しすぎるあまり、マウントの取り合いを始めてしまうことも珍しくありません。
相手が自分とは違う価値観を示しても「それもそれで良いよね」と相手の気持ちを尊重できるか、できないか。
共感できない人ほど相手の意見を尊重できないので、自分の意見や価値観を無理に押し通そうとします。
目的のために手段を選ばない
目的のためには、手段も選ばない。
相手の気持ちや立場をガン無視する『サイコパス』レベルに共感しない人も存在します。
人をモノとして見ているタイプの人が嫌われる理由がまさにこれ。他人の気持ちを考えず、共感していないから。
「他人を利用することに躊躇がない」のも、共感力がないと言われてしまう一因です。
自己主張が多め
共感できない人は相手にどう思われるかをあまり気にしません。
逆に言えば、共感力が高い人は心の優しい人が多い反面、気が弱く自分の意見を主張できない人も多いです。
相手にどう思われても「我が道をゆく」というスタンスを貫いているので、リーダーシップがあるようにも思えますが…。
共感力をつける方法
共感力が高いと周囲に好かれやすく、人に愛され、信頼されやすいです。
最近は「共感力」に関する本も出版されるくらい、『共感』はホットなワード。
共感力を上げて、円滑なコミュニケーション能力を手に入れましょう。
相手に興味を持つ
共感力の基本は『相手への興味・関心』です。
相手を知ろうとする気持ちがなければ、共感する(相手の気持ちに同調する)ことはできません。
まずは相手に対して興味を持つところから始めてみてください。
相手が抱く感情を知るためには、自分以外の思考・感情に興味を持つところがスタートラインです。
仕事や趣味の話を”聞く”
他人に興味なんてないよ…。って人も、まずは相手の仕事や直近の出来事の会話を聞くところから始めてみてください。
特に相手の仕事の話は深掘りしやすいし、共通点も生まれやすいです。
共通点から共感が生まれ、自然と相手を盛り上げることできるはずです。
もちろん目的は見失わないように。自分の意見を言うのではなく、相手の話を聞くことを心がけてください。
自分の感情に関心をもつ
『過去の自分の気持ちを理解すること』は、相手の気持ちを理解する上で効果的です。
人は”自分の感情”からでしか、他人の感情を理解できない生き物。
過去の自分の感情を理解すれば、相手が同じ立場だった時の感情がより理解しやすくなるはず。
相手の感情をイメージする
共感力を上げるには、相手の感情をイメージするのが大切です。
相手の感情をイメージするのは、身近な人じゃなくても構いません。ドラマや小説の登場人物になりきることでも大丈夫。
相手の立場を想像することができれば、相手の感情を理解しやすくなり共感力を上げることができます。
ぜひ日常に「相手の感情をイメージする習慣」を取り入れてみてくださいね。
「共感」で人生をより豊かに
共感力をつければ、コミュニケーション能力がつき、人間関係で悩むことも減っていきます。
相手の気持ちを考えられるようになれば、伝えたいことを適切に相手に伝えることができるようになるからです。
今日からできる「共感力を上げる方法」を実践して、人間関係のストレスから解放されてくださいね。