毎日のようにイライラしていませんか?「サラリーマン勤め」「恋愛」「将来」「生理」…。イライラは放置すれば鬱や引きこもりに繋がる厄介な問題ですよね。めまいがするほどストレスを感じることの多い現代社会に生きる人に。イライラの理由と対策をお伝えします。
「イライラしてしまう」理由をチェック
「思わずイライラしてしまう…。」
ストレスの多い現代社会では、”イライラの種”が至る所に散らばっています。
まずは《イライラする原因》をチェックしてください。
イライラの理由その1:生理前だから
《生理前》は女性ホルモンのバランスが崩れて、イライラしやすくなります。
個人差はかなり大きいですが、極端にイライラするようであれば《月経前症候群(PMS)》かもしれません。
PMSは女性ホルモンの変動が原因で起こる病気。
「身体のむくみ」や「肌荒れ」「頭痛」といった”身体的異常”も出てくることがあります。
イライラの理由その2:OLのストレス
OLとして働いていると、どうしてもストレスが溜まっていきますよね。
「上司や部下との人間関係」
「家族を支えるプレッシャー」
「仕事に追われ自分の時間がない」etc…。
「仕事だからやらなきゃいけない」という窮屈さから、何をやってもストレスになる。
どんな小さなことでもイライラし始めると、そのイライラが原因で失敗してしまったり…。真面目な人ほど「イライラがイライラを呼ぶ負のループ」に陥りやすいです。
イライラの理由その3:双極性障害(躁うつ病)
《うつ病》と聞くと「気持ちが塞ぎ込む」「マイナス思考になってしまう」というイメージが強いですよね。
ですが、鬱の症状の一つに《イライラしやすくなる》もあるんです。
特に「ポジティブなとき」と「ネガティブなとき」が極端に分かれる《躁うつ病》場合は顕著です。
躁うつ病は一時的なポジティブからネガティブの差が激しいため、
”自分が調子が良い時”はイライラが少ない
”調子が悪くなった”途端にイライラする
傾向があります。
イライラの理由その4:将来に絶望してる
「将来を想像すると不安しかない」「不甲斐ない自分に対してイライラ」
未来のことを考えると自信がなくなり、不安になり、イライラしてしまう。
生きる意味を見出せなくてイライラしてしまう。自分の将来を考えると、絶望する。
その不安からイライラするタイプの人もいます。
自己肯定感が低い人が陥りがちなパターン。特に友人や知人の朗報を聞くと嫉妬してしまう《フレネミー心理》を持つ人に多いです。
イライラの理由その5:恋愛
恋愛は心を揺さぶるもの。心の揺さぶりに耐えられれず、思い通りに行かずにイライラしてしまうこともあります。
「急に彼氏との喧嘩を思い出してイライラ」
「浮気してないか不安になってきた」
恋愛は『成就する前』も『付き合ってる最中』も『別れた後』もイライラするものです。
イライラを落ち着かせる対策法
ストレスがたまる現代社会において重要なのは「イライラを解消する」ための《対策法》です。
と言っても、
「旅行に行ったり」
「スポーツをしたり」
なんて一般的なストレス解消法を試す余裕もないし、ちゃんとしたストレス解消法は準備も大変です。
《カンタンにできるイライラを落ち着かせる方法》をチェックしておきましょう。
イライラ対策法その1:日記やメモにイライラしたことを書く
イライラは”未知”や”不確定要素”に対する不安や不満から生まれます。
不安定な不満だからこそ、客観的に”不明”を浮き彫りにさせる《日記やメモを書く》行為はとても有効です。
自分に起きたことやその時の気持ちを文字にして、《自分がどんな時にイライラしているのか》の傾向を掴みましょう。
文字に直すとイライラしていても冷静に対処することができるようになりますよ。
イライラ対策法その2:その場から離れる
”職場”や”家”等の誰かといる時にイライラしてしまった時は《一旦自分が今いる場所から離れる》ようにしましょう。
怒りの感情はおよそ”6秒”あれば落ち着くと言われています。
感情に任せて反抗し、さらにイライラを積み重ねてしまわないように。
一旦その場を離れて「冷静に」なってから取り組みましょう。
イライラ対策法その3:深呼吸をして落ち着かせる
《呼吸のリズム》はイライラを落ち着ける重要なファクターです。
イライラや不安が募りすぎて《過呼吸》になった経験がある人もいるのではないでしょうか?
イライラしている時は呼吸が浅くなり、落ち着いている時に呼吸は深くなります。
《深呼吸》をして呼吸のリズムを整えることで、結果的にイライラも静まります。
自分がイライラしていることに気づいたら、2秒かけて胸いっぱいに空気を吸い込むこと。
そして1秒呼吸を止めて、3~4秒かけて息を口から吐き出す。
深呼吸を1〜2回もすればイライラが静まってくるでしょう。 目をつぶって行うとさらに効果的です。
イライラ対策法その4:睡眠をしっかり取る
イライラしすぎている時や”めまい”が起こっている時は《自律神経》が乱れているのかも。
自律神経を整えるためには《睡眠》が効果的です。「眠くていらいらする」と思ったら、まずはたっぷり眠ることを心がけましょう。
イライラ対策法その5:良い香りを嗅いでリラックスする
《良い香り》は心をリラックスさせる効果があります。
「最近イライラしているな…」と思ったら「アロマを炊く」「ハーブティーを飲む」などして、意識的に良い香りを取り入れてみてください。
おすすめのアロマの香りは「イランイラン」や「クラリセージ」など。イライラからくる高揚した気持ちを抑える効果があります。
おすすめのハーブティーは「ジャーマンカモミールティー」。「リラックスの代名詞」とも呼ばれているハーブで、イライラや興奮を抑え心に元気を与えてくれます。
イライラを落ち着かせて、心身共にスッキリしよう
イライラは現代社会の大敵であり、慢性的な病です。
少しずつでもストレスや不安を取り除いて、イライラした毎日の負荷が心に溜まらないようにしてくださいね。