好きな人がメンヘラになるのか。メンヘラだから好きになるのか。病んだ女性やか弱い可憐な女性が好きな男性が多いのは周知の事実ですよね。精神的な病みを抱えた『メンヘラ女性を好きだと公言する男性の特徴』と『メンヘラ好きな男性との恋愛が長続きしない理由』をご紹介します。
メンヘラ好き男性はメンヘラなのか
『メンヘラ』が一般的に広まりだした令和時代において、メンヘラであることはもはやマイノリティではありません。
はっきり言いましょう。《メンヘラ好きな男性》は意外と多いです。そして、メンヘラ好きな男性にはメンヘラが多いです。
ですが、中には「メンヘラ好き」を自称するだけの自分勝手系彼氏もいるし、
交際中の彼女をメンヘラに育てるタイプのやばいサイコパス系彼氏も存在します。
メンヘラ女性を好きになる男性はメンヘラなのか。それとも彼女に感化されてメンヘラになるのか。
依存傾向がある女性を好きになるメンヘラ好き男性の素顔に迫ります。
交際中にメンヘラになるのか、メンヘラだから好きになるのか
どちらも存在するのは間違いないですが、どちらかと言えば「元々メンヘラな女性を好きになる男性」が多い傾向にあります。
元々メンヘラな女性を好きになる男性が多いのは《承認欲求》が根本にあります。
メンヘラな女性を
「特別扱いしてくれる女性」
「自分にハマってくれる一途な女性」
「寂しがり屋で庇護欲を掻き立てられる女性」
だと思っているのです。
逆に交際してから女性をメンヘラ化させる男性は、精神を揺さぶってくるやばいオトコかも。
メンヘラを育てる系の男性は生まれながらのサイコパスな可能性があります。
メンヘラが好きな男性の特徴
メンヘラ女子を好きになる彼氏はメンヘラ。でも、メンヘラな男性は”素顔を表に見せない”ことも多いです。
メンヘラ好きな男性の特徴を掴むためには、メンヘラ男性の特徴をつかむのがスマート。
ある意味理解力や包容力に長けた「メンヘラ女性を好きになるメンヘラ男性」の特徴をまとめました。
かまってちゃん
メンヘラ好きの男はメンヘラ女子同様《かまってちゃん》であることが多いです。
- 常に連絡を取り合ってたい
- 休日は一緒に過ごしたい
- 恋人の行動は常に把握していたい
…etc。
基本的にずっと相手にべったりしています。
付き合いたてならまだしも…。普通の男性は恋人とずっとべったりな状況があまり好きではありません。
もしあなたの彼氏が「四六時中いつでも一緒にいたい」気持ちをダイレクトに伝えてきているのであれば、メンヘラな彼氏と言えるでしょう。
共依存の傾向がある
「彼女がいないと生きていけない」という共依存関係を望む男性も一定数存在します。
共依存を望む男性はバリキャリで自立心旺盛な女性よりも、「彼がいないと生きていけない」ような女性を選びたがる傾向があります。
共依存することにより、お互いに自立して生きる関係性より。
《二人だけの世界》を作ることが彼らにとっての幸せなのです。
自分に自信がない
「会社に自分の居場所がないように感じる」
「友達が少ないと自覚している」
自己肯定感の低い男性もメンヘラ好きになりがち。というよりメンヘラ女性に依存しがちです。
何を考えても自信がない男性にとって《自分を認めてくれる彼女の存在》はただ一つの心の拠り所。
でも、彼女を心の拠り所にすることは男性にとって簡単なことではないのです。
彼女に対して弱気を見せたり、悩みを相談したりすることは”プライドが許さない”行為と捉えている男性は多いです。
でもメンヘラ彼女であれば「自分より悩んでいる人もいるんだ」と自己解決することができます。
メンヘラ女性を自分の悩みを軽減させる手段として欲しているのです。
細かいことを気にしない
ごく稀にですが、メンヘラから鬼のように連絡がきたり、突然泣きわめかれたりしても全く気にしない男性もいます。
むしろ「自分を思ってここまで取り乱してくれるのは可愛い」という余裕っぷり。
鬼電が来ようが、行動をGPSで把握されようが、お構い無しです。
メンヘラが好きというよりは「メンヘラでも気にしない」というニュアンスの方が強いかもしれませんね。
メンヘラ女性を好きになる理由
メンヘラ女性が男性のツボを押してくることは否定できません。
元々、男性に限らず”誰かに頼りたい”気持ちの強いメンヘラ女性たちは、男性の好みを熟知しているのです。
精神的に不安定な彼女たちを好きだと言う男性一同にはどのような心理があるのでしょうか。
依存気味な彼女たちに惹かれる男性の心理をチェックしてください。
庇護欲を掻き立てられるから
賛否両論あれ、多くの人から見たメンヘラは《か弱い生き物》の印象が強いもの。
精神的に不安定な彼女を見ると「自分が支えてあげたい」という庇護欲が生まれるのは自然なことです。
承認欲求が強く、プライドが高い男性ほど、この傾向は顕著です。
メンヘラ女性から頼られることに生きがいを覚えるから、中には「この子の傍には自分がいないとダメ」といった思考に陥りがちになります。
認めてもらえるから
メンヘラ好きな男性は意外と、学歴や社会的な地位を持つ人にも多いです。
当人たちからしてみれば、普通じゃない生活に身を置きたいし、身近な人に普通じゃないと思われたい。
もっと言えば、「自分が支えてあげなきゃいけない」気持ちも強いため…。「相手の立場が自分よりも下」と思い込む。
メンヘラ女性と付き合うことで、自然と自分の承認欲求が満たされるのもポイントです。
自分が特別な存在だと思われたい《普通コンプレックス》の人はメンヘラに惹かれます。
病み思考が移るから
付き合っていくうちにメンヘラになってしまう理由がこれ。《病み思考は伝播する》から。
人の思考は”一緒にいる頻度の高い誰か”の思考に似てくるもの。
メンヘラの気持ちを理解しようとしなくても、彼女の考えや価値観は移ってくるものです。
メンヘラな彼女と一緒にいるうちに、知らず知らずメンヘラの思考が移って…。
ついついネガティブな発言に慣れてしまったり、愛情表現が過激になったり。
病み思考は伝播することは意識しておいてください。
純粋に可愛いから
メンヘラは純粋に見た目が可愛い人も多いです。
誰かに愛されたい、良く見られたい気持ちが根底にあるメンヘラ女性は、見た目にはかなり気を使っていることが多いです。
実際そこまで可愛くなかったとしても、コンプレックスをバネに可愛く見せるので、
男性からしてみたらメンヘラ女性=可愛い女性が多いように見えるのです。
メンヘラ好きが長続きするかは別問題
自分自身の精神面が不安定だと自覚する、メンヘラであることがコンプレックスである女性にとって、
「メンヘラ好き」と言ってくれる男性は常に探し求めている理想の存在かもしれません。
ですが、「メンヘラ好き」を自称する男性とのお付き合いが、必ずしも”長続きする”とは限りません。
その理由を見ていきましょう。
重さは人それぞれだから
「メンヘラがどのくらい重いか知ってる?」
人によって悩みの重さが違うように、メンヘラの重さも人によって様々。
「愚痴がちょっと多いよね」くらいの人もいれば「精神疾患として本気の治療をしている」人も。
着飾っているだけのファッションメンヘラなんて言葉もあるくらいです。
多くのメンヘラ好きを自称する男性が、メンヘラに耐えきれないのは…『予想以上に重かった』のも原因です。
甘く見ていい重さなんてないんです。
勝手な思い込みをするから
女性のイメージを勝手に妄想する男性が多いように、メンヘラに対する印象も勝手に抱いている男性が多数派なんです。
「メンヘラは人に依存するから頼ってくる」
「懐いてくるから可愛い」
「嫉妬して束縛しようとするとかご褒美」
メンヘラって泣いてる時に慰めればいいんでしょ?くらいに思っていると痛い目を見ますよ。
中にはメンヘラのイメージを押し付けようとして、「わざと泣かせようとする」「寂しい思いをさせようとする」男性まで。
勝手な思い込みを押し付けようとする男性は『メンヘラ男』と言わざるを得ません。
ガチメンヘラに耐えられる男性は少数派
リアルな話「メンヘラ好き」は長続きしないことの方が多いです。
大半は一晩中意味もなく泣いてしまう人の相手はできないし、そもそも過剰な愛情なく対応できる人はまともじゃありません。
夜中でも関係なく大泣きし、人前でも構わず感情を吐き出し、常に誰かに頼らないと不安定になる。
メンヘラ女性自身でさえ”いつどんな気持ちになるのか自分でもわからない”のに、ずっと一緒にいてくれる男性が珍しいのは事実でしょう。
メンヘラ好き男性はメンヘラの可能性大
メンヘラ好きを自称する男性たち。
情緒不安定なところも含めて、きちんと受け止めてくれる男性に出会えることができれば、彼が心の拠り所にもなってより良い方向に進んでいくかもしれません。
ただ、相手がメンヘラ好きだからと言って、自分の精神的負担を押し付けてもOKではありません。
相手のことが好きすぎるあまり…愛情を表現のしすぎで嫌われてしまっては本末転倒ですよ。