何事も始まりがあれば終わりがあります。別れ話を経験したことがある人は多かれど、綺麗な別れ方ができる人は少数派でしょう。一つの恋を綺麗な思い出にするために、上手な別れ話の切り出し方を伝授します。後腐れない別れ方で次の恋愛へとつなぎましょう。
別れ話の切り出し方は「伝え方」が重要
「今付き合ってる人と別れたい…」
「別れたいけど、どう伝えようかな…」
何事にも始まりがあれば、終わりは必ずあるもの。
恋の終わりを告げる別れ話を「どう伝えれば互いに穏便に別れられるんだろう?」と悩んだことのある人は多いはずです。
最後は綺麗な思い出にしたいから。美しい別れで終わらせたいですね。
別れ話で逆上されないコツ
下手な別れ方をするとお互いに深い傷を負ってしまったり、相手から恨みを買ったり。
「私のどこがいけなかったの!?」
「お前だけ幸せにしてたまるかよ!!」
まるでドラマのような台詞ですが、現実としても十分よくあります。
特にメンヘラの愛が深い場合、最悪の事件に発展してしまう可能性も…。
恨みや妬みを受けないように。今回は《上手な別れ方》を解説していきます。
やってはいけない「別れ話の切り出し方」
「伝え方一つ」で世界は変わります。
別れ話も同様、恋人に伝えるための言い訳を考えるよりも、伝え方を覚えてしまう方が何倍もラクなのです。
伝え方を覚えるために。まずはやってはいけないNGな別れの切り出し方をチェックしてください。
相手をムカつかせると自分にヘイトが向くので危険
「相手の嫌なところを指摘して別れ話にする」と逆効果になる場合もあります。
理由は相手には「フラれる」+「新しい人に負ける」+「相手は幸せそう」とダメージが追加で入っていってしまうから。
結果としてダメージに耐えきれなかった相手は《自分や新しい恋人を恨むことで自分を守ろうとする》ようになってしまいます。
特に攻撃的な人や執着心の強い相手に対して相手のせいにする形の別れ方は危険。
「ここまで酷い目にあわせてきたあなたが憎い!!」と危険な目にあってしまう可能性が高いです。絶対にやめておきましょう。
「他に好きな人が出来た」は一番危険
別れを切り出す原因として最も多いであろう「他に好きな人が出来てしまった」パターン。
実際のところ、次に新しい恋人が出来たから、今の恋人との関係を終わらせて次に行くパターンは多いですよね。
転職と同じく「新しい行き先があるからこそ、相手に別れを告げられるようになる」という印象です。
直接別れたい恋人に対して「新しい恋人ができたから」と言ってしまっては、禍根を残す結果になります。
もちろん「相手のダメ出し」もNG
相手に「私のどこがダメだったの!?」と聞かれたとしても言わない方が無難です。
相手の悪いところを指摘するという行為は「フラれる」+「ダメ出し」という追い打ちになってしまいます。
正直な気持ちや理由だとしても、別れ話を拗らせたくなければ「新しい人」「ダメ出し」を素直に伝えるのはやめましょう。
別れるきっかけを作るポイント
一番揉めない別れ話の切り出し方はフラれること。
相手のダメージが最低限なら恨まれる確率は圧倒的に下がります。
他に出会いの場を作る/行くことを勧める
相手が自分に魅力を感じてくれなくなっても、《他の候補が居ない》状態では相手も別れを切り出しづらいです。
「自分以外にもこんなにいい人はいるよ??」ということを遠回しに伝えてあげましょう。
例えば相手に飲み会へ出席することを勧めたり、出会いの有りそうな場所を勧めたり。
他の異性に目を向けやすいように誘導してあげます。
ただし注意点が一つ。あまりにもあからさまなものを勧めるのは露骨ですのでやめておきましょう。
「合コン、出会い喫茶、相席屋、キャバクラ、ホストetc…」
あからさまに異性との出会いを勧めるのではなく、あくまで出会いがあって不自然じゃない場所へ誘導していきましょう。
好きなところを「失くしていく」
相手にまず「自分の好きなところはどこ??」と聞いて、答えを知っておきます。
その上で「相手が好きなところ」を失くしていきます。
例えば「優しいところといつも連絡くれるところと、かっこいいところ!」と言っていた場合。
優しくするのを辞め、連絡頻度を落とし、かっこ悪いところを見せていく。
すると相手は自分へ魅力を感じなくなり「他の人探そうかな…」と思うようになっていきます。
思うようになれば、自然と別れを切り出してくれる可能性が上がっていきます。
自分から切り出すなら「合わないと思ってきた」が正解
相手が悪いでもなく自分が悪いわけでもない。
その伝え方の大事なキーワードになってくるのが「合わない」です。
「合わない」と感じてしまったから仕方ない。たまたま方向性が違ってしまっただけなんだ。
このようなニュアンスで仕事や会う頻度、時間など外部の要因も言い訳にしていきます。
「君は全然嫌いとかじゃないけど、自分には合わないと感じてしまった」
煮え切らないような感じもあるかもしれませんが、別れのダメージを抑える一つの方法です。
【補足】一緒にいるデメリットを提示する
「お金がかかる」「一緒にいてストレスを感じる」
こういった《一緒にいるだけでデメリットになる》という印象を相手に与えていくのも非常に有効です。
好きな理由を無くすだけでなく、嫌いな理由を作ってあげることでも同様の効果が得られます。
「自分の魅力が失くなる」+「他にいい人がいる」状態を作る
相手にフラれる場合、相手へのダメージは最小限。
自分次第で話を穏便に済ませられます。
二つのポイントを抑えれば、もう相手から別れをいつ切り出してきてもおかしくない状態ですね。
土壌さえ整えば相手が別れを切り出してくれる可能性は飛躍的に高まります。
この状態なら、自分から別れを切り出しても荒れることはほぼないでしょう。
上手な別れ方でスッキリ次へ進もう
次の恋へ向かうときは必ず通る「別れ話」。
上手な別れ方で、出来るだけ相手も自分もダメージは最小限に抑えて、気持ちよく次へ向かいたいものですね。
あなたも辛い恋は上手く終わらせて新しい恋へ向かいたい時にはぜひ使ってみてください。