仕事の悩み

内定辞退の電話が怖い人へ|入社2週間前に辞退した私のエピソード

「内定辞退をしたいけど、怒られそう」「怖くて内定辞退の電話ができない」就活生へ。内定辞退の連絡は勇気がいるものですが、一言電話を入れれば呆気なく終わる場合がほとんどです。今回は筆者の内定辞退エピソードをご紹介。実際にどんな流れで内定辞退まで進むのか、参考にしてみてくださいね。

内定辞退の連絡、怖いですよね

「本命の企業に内定をもらってしまった」「さらに良い企業を見つけたので、内定辞退をしたい」

就活生に”あるある”な悩みが「内定辞退の連絡」。

就職できる会社は一つしかないからこそ、どこの会社に就職するか真剣に悩みますよね。

今回は筆者の内定辞退エピソードをご紹介します。

内定辞退の電話に怯えてる方に、少しでも勇気を与えられますように。

筆者の内定辞退エピソード

内定辞退の連絡は、もちろん早ければ早いに越したことはありません。

しかし、事情により入社ギリギリになってしまう人もいるはず。

就職二週間前に内定辞退の連絡をすると、どうなるのか。筆者の体験談をまとめました。

就職二週間前に連絡

私は「就職二週間前」に内定辞退をしました。

内定をもらっていたのは大手保険会社。

春からは保険会社の営業職として就職する予定でした。

しかし、やむ無く内定辞退をすることに。

理由は入社の1ヶ月ほど前に別の仕事の誘いを受け、そちらの仕事を請け負うことにしたからです。

ネットで内定辞退に関する記事をみてると

「電話越しに罵声を浴びせられる」

「会いに行ったらコーヒーをかけられた」

などなど…恐ろしいニュースでいっぱいでした。

だから私も連絡をする前はかなり緊張もしていたし、心臓もバクバク。

電話を持ったまま1時間以上悩んでいました

十分間の保留時間

悩みに悩んだ末、ついに電話することに。

通話が繋がってからは、私はありのままのことを話しました

「別の場所で仕事のオファーを受け、そちらで仕事をしようと思っています。

入社直前のご連絡になってしまい申し訳ありません。」というように…。

電話口に出ていた女性は「えっ」と驚き、その後数秒間沈黙しました。

そして「確認しますので、しばらくお待ちください」といい十分間電話を保留にされました。

この十分間は、今までの人生で一番長く感じる十分間でした。

あっけなく終わる

十分間の保留が終わった後は呆気なかったです。

「かしこまりました。辞退に関する手続きはこちらでしておくので大丈夫ですよ。」

と言われ、電話は終了しました。

電話口で怒鳴られたり呆れられたりすることを想像していたため、ホッとしたような拍子抜けしたような…。

複雑な感情になりました。

しかし電話一本で内定辞退の連絡は終了

その後、引き続き連絡がくることもありませんでした。

内定辞退をしたいのなら

「内定辞退」そのものは悪いことではありません。

しかし、マナーを守らずにやると、相手方に迷惑をかけるだけでなく、自分も不利益を被る可能性が。

マナーやルールはきちんと守りながら、内定辞退に挑みましょう。

バックれだけはしないこと

最近は「サイレント辞退」とも呼び、企業からの電話やメールを無視する学生も増えているそうです。

内定辞退を経験した学生のうち約三割は、サイレント辞退をしているというデータも。

しかし、筆者はバックれだけはオススメしません。

就職はしなかったとしても、人事や会社にお世話になったのは事実。

人としてけじめをつけるところはきちんとつけるのが礼儀ですよね。

仮にバックれたとしても、同じ業界の人だったらバックれた企業の担当者と仕事で会うことも

バックれはリスクの方が大きいので、やめておくのがベターです。

電話連絡が望ましい

入社日がギリギリまで迫っている場合は、電話連絡が望ましいでしょう。

書面に残すという意味では「メール+電話」もいいですが、どちらにしても「電話連絡」は避けられません。

心の負担を少しでも減らすために「メール」を選びたくなる気持ちもわかりますが、自分の口できちんと”辞退の意志”について報告しましょう。

怒られた時は「すみません」で乗り切る

電話した時に、場合によっては担当者に電話口で怒られるかもしれません。

一人欠員が出ると、新たに人を募集しなければいけないしお金も相当かかります。

担当者が怒ってしまうのは当然のこと。

電話口で怒られたら「すみません」「申し訳ございません」で乗り切るしかありません。

下手に言い訳したり逆ギレしたりせずに、ひたすら謝り続けましょう。

まとめ

内定辞退の連絡は「出来るだけ早めに」「電話で」行いましょう。

連絡が怖いからとダラダラと先延ばしにしておくと、余計に辞退の連絡がしづらくなってしまいます

筆者はギリギリまで迷っていたせいで、連絡をするまで相当時間がかかってしまいました。

しかし、連絡さえしてしまえば、意外と呆気ないもの。

筆者は内定辞退の連絡は一件しか経験していませんが、周囲でも「内定辞退の連絡をして揉めた」という人はほぼいませんでした。

今悩んでいる就活生は、早めに連絡をしてモヤモヤを解消してくださいね。

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