あなたは褒め言葉に即答できますか?褒められ慣れている人ならともかく、ほとんどの人は褒められた時に「おう…」くらいしか返せないのではないでしょうか。褒められると返事をしなければいけないし、変な期待を抱かれるからプレッシャーを感じますよね。褒められることが苦手に感じる人”あるある”に共感してください。
褒められるのが苦手な理由”あるある”
「○○できるなんてすごいね!」
「□□ちゃんだからできたんだよ」
ありきたりな日常会話の「褒め言葉」。あなたは褒め言葉に即答できますか?
もちろん…
「相手を褒め返せば良い」とか、
「相手に話題を振れば良い」とか、
返し方の知識がある人はいるかもしれませんが、正直なところすぐに思考を切り替えることって難しいですよね。
無理に相手の良いところを探そうとして変なことを言って、場の空気をシラけさせるのも面倒だし…。
今回はそんな褒められるのが苦手な人が共感する『褒められるのが苦手な理由』をまとめました。
褒められることそのものに慣れてないから
「褒められたらどうすればいいのか」
「何て返せば正解なのか」
慣れていない会話は戸惑うもの。
褒められることそのものに慣れていないと褒められた時に緊張し、プレッシャーを感じてしまいます。
褒められると内心嬉しさもありますが、それ以上に「どうしよう」という気持ちが強く、その場から逃げてしまいたいと思うのではないでしょうか。
単純に恥ずかしいから
褒められるとどこかむず痒く感じて、うまく褒め返せないことってありませんか?
普段から褒められ慣れてない、褒め返すのになれていない人にとって褒められる行為は非日常的なもの。
びっくりして、恥ずかしくなり、緊張します。
緊張が原因で返しの言葉が出てこなくて、さらに緊張してしまって…。
褒められるのが苦手と感じている人の多くは『恥ずかしくて照れてしまう』のが原因だと言えるでしょう。
「お世辞じゃないか」「見下されているのでは」と疑っているから
他人からどう褒められたとしても「お世辞で褒められてるな〜」と感じてしまう警戒心が強いタイプな人もいます。
もちろん人によっては「あっ、これはお世辞だな」と察してしまうくらい大袈裟に褒める人もいるので、なんとも言えないですが…。
わざとらしい褒め方をされると、褒められてる気がしませんよね。
むしろ不快に感じてしまうことの方が多いです。
それこそ褒める回数があまりに多いと、「何か裏があるのでは」と相手を疑ってしまいますし…。
“見下されてる”感じがして、嫌な気持ちになってしまいます。
プレッシャーや期待を感じてしまうから
先生・親・上司etc…。
目上の人から褒められると、プレッシャーや期待を感じてしまう敏感な性格の人も褒められるのを苦手に感じがちです。
もちろん褒められること自体は嫌じゃないのですが…。
褒められるとどうしても、その言葉の裏に隠されてる”期待”が重荷になってしまいます。
勝手に期待されても困りますし、期待に応えられなかった時の相手の姿や表情を想像するだけでプレッシャーになってしまう人だっているんです。
大半の人が”褒めれば伸びる”からと言って、むやみやたらに褒めるのはどうなんでしょうね。
自己肯定感が低いから
「なんでそんなに褒めるんだろう」と不安になってしまうことってありませんか?
自己肯定感が低い人は自分がやってきたことを軽視しがちです。
褒められたことに対して「自分は特に褒められるようなことはしてない」と思ってしまうと褒められること自体が面倒に感じることもしばしば。
人よりも優れていると感じていないのに、どうして褒められたんだろうと疑問に思ってしまいますよね。
褒め言葉の続きには次の期待が含まれることがほとんどです。
自己肯定感が低い人も褒め言葉をプレッシャーとして捉えてしまうこともあります。
浮かれているところを見られたくないから
褒められるとやっぱり嬉しいです。
承認欲求が満たされるから気分も高まり、ウキウキしてしまいますよね。
そして、当然ですが浮かれてるところを誰かに見られたら恥ずかしいです。
もちろん浮かれていること自体は悪いことではないですが…。
誰しも自分の”素”を見られるのは恥ずかしいものです。
ポーカーフェイスが苦手なタイプは褒められるのが苦手な傾向が強めです。
褒められるのが面倒臭い
褒められる時の会話は普段と違って『自分がターゲットになる』から苦手意識が強くなります。
何気ない世間話は自分がターゲットにならないので、好きに自分の意見を言えます。
でも、自分が注目されると「相手からどう思われるか」を考えなければいけないので、普段よりも頭を使います。
褒められると「どう返事をすればいいか」「どのように対応すればいいか」迷いますよね。
浮かれているところを見せずに、相手の気分を悪くしないような返事を考えるのは本当に面倒です。
もしかしたらインポスター症候群かも
インポスター症候群とは、何かを成し遂げたとしても自分の実力ではなく、「正当な評価ではない」「自分の実力じゃない」と感じてしまうこと。
自己肯定感が低い状態にも似ていますが、インポスター症候群の特徴は『自分は評価を詐称しているのでは…』と感じてしまう点にあります。
騙し騙しで今の地位にいる気がして…。
他人からの褒め言葉を肯定することが『さらに嘘を重ねてしまった』と感じてしまい、余計にプレッシャーに繋がります。
まとめ
褒められるのが苦手な人”あるある”をご紹介しました。
当てはまった人も、そうじゃない人も。
褒められたら「ありがとう」と返してあげれば大丈夫です。
できれば褒める人も、相手を「こうしてやろう」と打算的に褒めるだけじゃなく、真摯に褒めてあげてください。