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思考停止してしまう瞬間”あるある”|思考停止にならない方法とは

最近”思考停止”してしまっていませんか?怒られた時、緊張した時、将来のことを考えしまった時、変わらない日常で同じ人と会っている時…。思考停止してしまう瞬間”あるある”をまとめました。『思考停止にならない方法』や『思考停止を上手く活かす方法』もご紹介します。

”思考停止”してしまっていませんか?

「思考停止してしまう瞬間」って、生きていれば誰にだってありますよね。

何も考えたくない、何もしたくない。

”ショッキングな出来事”や”同じルーティンばかりの生活”などなど。

思考を放棄してしまう瞬間や「なんか頭が働かないな…」と思う時は誰だってあるはず。

思わず考えることを止めてしまう…。思考停止してしまう瞬間”あるある”をまとめました。

思考停止してしまう瞬間”あるある”

ほとんどの思考停止は自分のキャパシティをオーバーした時に起こるもの。

他にも”考えなくなった時”や”変わらない日常”を過ごしていても、思考停止になってしまうことがあります。

  • 想定外のトラブル
  • 何も考えたくない時
  • 考える暇もないほど忙しい時

etc…

「あっ、最近これあったな」と思った人は、要注意です。

毎日同じことをしているとき

毎日、毎週、毎月…。同じ道を通って、同じ電車に乗り続ける。

毎日が同じことの繰り返し。ルーティンワークばかりだと、考えることが無くなってしまいます。

考えることがなくなれば、自然と考える機会が減っていき…。

いつの間にか思考停止状態に。

毎朝の通勤・通学時間に、「世界が思考停止するよう仕向けているのでは?」と思うくらい…。

毎日、同じことの繰り返しばかりだと、人を人形にしていくのです。

同じ人と一緒にいるとき

「同じことを繰り返す」のと同様、『いつも同じ人と一緒にいる』のも思考停止に陥ってしまう原因の一つ。

初対面な人やあまり会わない顔見知り程度の間柄なら、

「嫌われないように」

「相手を不快にしないように」

と、新しい出会いに対して”緊張”や”戸惑い”もあることでしょう。

ですが、いつも同じ人と一緒にいると、緊張感もドキドキも感じなくなってしまいますよね。

それこそ『同じ高校の友達といつまでも一緒に飲んでる』のは良いことでもあり、思考停止する理由にもなってしまうのです。

怒られているとき

誰から怒られている時に、思考停止せずに冷静になれる人なんていませんよね。

人の頭は、起こった出来事に対して処理できる情報量が決まっています。

だからこそ、キャパシティを上回ってしまうと、パソコンの電源が落ちるように頭も働かなくなるものなんです。

仕事のミスや誰かの怒りを買ってしまった時は、誰だって思考停止してしまいます。

将来のことを考えたとき

ふと夜中に一人でいると、将来のことを考えて、モヤモヤしながら思考停止してしまうことってありませんか?

決まったスケジュールのことは想像できても、将来のことは想像できないものです。

想像できないものを無理に想像しようとして、頭の中で堂々巡りになってしまい…。

結果的に生産性が何もない悩みとなってしまうのです。

やりたいことが決まっている人なら、答えられるかもしれませんが…。

ほとんどの人は将来のことを考える時、考えているようで思考停止してしまいますよね。

自慢話を聞いているとき

他人の自慢話なんて、相手の承認欲求を満たすためだけのもの。

意味のない無駄話を聞き流している時はだいたい思考停止中。

面白みのかけらもない会話を、「真面目に集中して聞け」という方が無茶な話なんです。

モテ自慢、武勇伝、寝てない自慢etc…。

ほぼ全ての自慢話を聞いている時は思考停止しているし、自分が自慢話をしている時は相手も思考停止しています。

リアクションを機械的にとるだけで、実際には相手の話なんて聞いていない…。

自慢話を聞いている間の思考停止は、全人類に共通することですよね。

会話の中で専門用語を使われたとき

学者や専門家との会話でまったく聞いたこともない単語を使われた時は、「ん?」ってなりますよね。

”自分の知らない言葉”や”聞いたことがない知識”を話されても理解ができないため、話を振られると焦りと羞恥で頭の中がパニック状態に。

知らない外国語で話されても頭の中が?だらけになるのと同じように、専門用語で話されても理解できないまま。

相手の言うことがわからないと、思考停止してしまいます。

漫画やYouTubeを見ているとき

何もない趣味の時間は、人類にとって必要な時間。ぼーっとしている瞬間は、まさに思考停止状態と言えるでしょう。

リラックスタイムの頭の中は、ほとんどが空白状態。

漫画やYouTubeを見ている時間は、ほとんどの人が思考停止している時ですよね。

それを邪魔されようものなら…。

悲しいことがあったとき

知人の死、失恋、面接に落ちた時…。人は悲しいことが起こった時、頭の中が真っ白になってしまうもの。

人の脳は構造上、理性よりも感情の方を優先して処理するようにできています。

だからこそ、脳が悲しみや辛い気持ちでいっぱいになると、理性的に物事を考えられなくなってしまうのです。

悲しいことが起こった時に頭の中が真っ白になってしまうのは、人間であれば当然の反応なのです。

思考停止を上手に使う方法とは

思考停止って、何も悪いことばかりじゃないんです。

そもそも「常に何かを選択し続けなければならない」のは、人によっては苦痛そのものです。

思考停止を上手に利用して、別のところでエネルギーを使う方法をご紹介します。

思考停止する時間を決める

リラックスタイムをとる時のように、事前に思考停止する時間を決めておくのがおすすめです。

あらかじめ時間を決めておくことで、次にやるべきことのメリハリをつけることに繋がります。

例えば…

  • 移動中は何も考えないけど、会社についたらシャキッとする
  • 夜の2時間だけは思考停止でリラックス
  • 昼休み中は頭の中を真っ白にしておく

あえて”しない時間”を作ることで、次にやるべきことが明確になり、思考停止になったままにならないように対策可能。

思考停止する時間を区切ることで、それ以外の時間を有効活用することができるようになるはず。

考える時間を区切る

悩む時間を短く区切り、行動するきっかけにすることも、思考停止にならない方法の一つ。

”将来のこと”や”わからないこと”といった悩みは、長く考え続ければ続けるほど思考停止になってしまうものです。

「数十秒悩んだら考えるのを止める」

「17時まで思いつかなかったら、誰かに頼る」

思考停止する時間を動きだすための”きっかけ”に使い、行動する理由にしてしまいましょう。

思考停止に陥らないようにする方法とは

思考停止してしまった結果、「行動できていない」とか、誰かに「何も考えてないでしょ」とか言われることってありますよね。

思考を止めてリラックスをすることは、決して悪いことではありませんが…。

思考停止している感が出ていると、周囲からしてみたらボーッとしているだけに見えるのも事実。

思考停止が原因で怒られるのは嫌だし、自分自身でも思考停止になりたくないと思っている人も多いでしょう。

思考停止に陥らないようにする方法をご紹介します。

いつも会わない人に会う

会社の同僚、高校の同級生、近所の友達etc…。

いつも同じ人と会ってばかりいると、思考停止してしまうのは当然のこと。

たまには知らない人との出会いに挑戦してみると刺激になります。

とはいえ、知らない人がいる場にいきなり行くのは、緊張すると思います。

”知らない人がくる飲み会”や”インフルエンサー主催のオフ会”などなど、2〜3人知り合いはいるけど、他の人は知らない場に行くと出会いに恵まれます。

できれば、知らないけど気が合う人を紹介してもらえるとベスト。

たまには新しい出会いをしてみると、程よい緊張感があって思考停止対策になりますよ。

違う趣味を始めてみる

趣味は思考停止の予防策として最適。新しい趣味に挑戦してみるとマンネリ脱却できるかもしれません。

自分の知らない世界は、好奇心を刺激します。

普段インドア派な人は、アウトドアな趣味を。

一人でやる趣味に没頭していた人は、複数人で会う趣味を。

趣味がなかった人でも、最近ちょっと思考停止ぎみだな…と思ったら、新しく趣味で気分を入れ替えてみて。

自分の基準で行動してみる

思考停止しないためには、やっぱり思考するのが大切。

自分の基準で行動してみると、思考する時間が増えるのでおすすめです。

自分から何かしようとするなら、自分で考えるしかありません。

  • 今度の飲み会、場所は自分で決めてみる
  • 転職の情報を自分から調べてみる
  • 仕事の相談は自分から

『自分から』は思考停止を脱却するキーワード

思考停止が”心の病み”になる前に

思考停止は”社会や周囲の人とのすれ違い”が原因で起こることもあります。

それこそ、引きこもりやいじめの原因にもなりかねません。

もし自分が「思考停止してしまっている…」と感じたら、対策を。

「思考停止を活かす方法」「思考停止にならない方法」を使って、ストレス回避しながら生活しましょう。

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